陸の孤島@倉庫

小説以外の文章、詠んだ短歌とかをまとめる場所

ぺこむし(はらぺこあおむしの意)_日記(7/5~7/11)

7/5
清澄白河へ行く。エリック・カール展。清澄白河なんてめったと行かないので、せっかくなのでナンディニへ行く。行きたかったから。
ドーサにマトンカレーで食べる。横に添えられていた赤いペーストが辛い。そして黄色いかずのこのような、栗きんとんのはとこみたいな甘いやつがおいしかった。使っているスパイスが近似なのかクルフィを思い出す。Googleに「南インド料理 甘い 黄色い」で調べたらラヴァケサリというらしい。また、ブーストという謎飲み物もあったが品切れで飲めず。

 

ぺこむし展ことエリック・カール展に行く。混雑。お子さん連れの人も多いからね。ぺこむし(はらぺこあおむし)の子ども向けアパレルが無限に出ているからTシャツとか帽子とか身に着けてるのが良い。
いやしかし展示点数の多いこと多いこと。入口がはらぺこあおむしの原画(紙の彩色がきれいすぎる)。
ぺこむしが「very」から始まるタイトルの虫主人公シリーズなのは今回の展示で初めて知った。しかしぺこむし以外は結構ちゃんと具体的に虫なんだよな。同行友人のひとりが「そういえばイモムシって触覚ないのにはらぺこあおむしにはある!」と鋭い指摘をしていた。確かに。でも触覚あるほうがかわいいからな。他の虫も触覚がのびのびとした線で描かれている。そんで試作品であるダミーブックの時点で絵がうますぎる。

いわむらかずおとの合作絵本のダミーブック

エリック・カールの人生史についても触れられており、子どもの頃、アメリカからドイツに移住したがドイツの学校教育がマジで合わなかった旨が記されていた。年にして1935年ごろであり、それは一番厳しいころだろうと思った。でも、プレッツェルが生まれた物語の絵本があって、祖母から聞いた話が元になっているらしいので当時のすべてが嫌な思い出というわけじゃなさそうなのは救いだと思った。また、レオ・レオニとエリック・カールは混同されがちという持論があるのだがレオ・レオニのもとに押し掛けたらしい。つながりがあるんだ。

いろいろな機会で書き起こされた二足歩行のぺこむし、節や足の数が結構アドリブ的でいいです。着ぐるみもこの二足歩行形態をもとにしているのかもしれない。

 

物販でエコバッグと土曜日食べたもの&その晩あおむしはおなかが痛くて泣きましたのアクリルスタンドなどを得る。
好きな絵本である「やどかりのおひっこし」のポストカードも得ることができた。

 

その後、休憩でノンアルカクテルを出すお店へ行く。木場公園が近いから道中にムクドリが図太く居座っていた。

お店ではりんご紅茶と桃スムージー飲む。友人らが頼んでいたかぼちゃやピスタチオも面白かった。犬連れOKなので、いろんな犬と飼い主が入れ代わり立ち代わりし、嬉しい。

 

夜は行きたかったウクライナ料理の店へ行く。ジャガイモの使い方がうますぎる。薄めに、カリカリに焼き上げるのってどうしたらうまくいくんだろう。
鳥の巣みたいな見た目のサラダもおいしかったな。
水餃子の皮みたいなのにジャムが包まっているデザートもおいしかった。

トイレの鏡に緑色のペンキで描かれたトサカの大きな平面的なニワトリがいかにも東欧的だった。


7/6
汗を流すために風呂に入っているのに、風呂に入って血行がよくなると肌がかゆくなるのって不具合だろ。

今、特別公開中のウルトラマン15話を観る。過去作はたくさんありすぎるからこうしてピックアップしてくれるのはありがたい。ガヴァドン回。ガヴァドンの子どもの空想から生まれたっていう出自が児童書のオタクとして好みすぎる。「おおきなおおきなおいも」とかを彷彿とさせるのかも。子どもの空想が現実に溢れてくるような。また、用水の上にかかる橋がパンダコパンダのラストに出てくるような場所すぎて「あの橋は実在なんだ」と思った。
シンプルな形で可愛らしいガヴァドンAがグッズの中心であるガヴァドンBもまた、動くと愛嬌があるね。

ウルトラマンテオも観る。良心を涵養するぞ。しかしテオくんって星が攻撃されて住めなくなって逃げてきたストレートな「難民」なんだよな。このカスの排外主義が吹き荒れる中で、子どもたちへの良い影響を祈っている。うんこはタヌキとかの生態調査するんだったら拾ってよい。
ヴィアロガの手が小さいの、逆に禍々しくて感心した。

7/7 七夕
「マンダロリアン・グローグー」観る。予告をうんざりするほど観ていた(可動式のグローグー人形を観ていたと同義)けど、やはり動くとかわいいね。やっぱり名作SFの大シリーズだから、マシンや街並みやキャラクターの作りこみが魅力的だよな。ロッタが好きです。幸せになってくれ。あとグローグーが割としっかりしてちゃっかりしてるけどまだ子どもであるという描かれ方なのがいい。

子スズメらしきスズメがちゅんちゅんと植え込みから顔をのぞかせていた。

 

7/8
普通に通勤電車を逆の路線に乗ってしまい大焦りした。間に合ったので大丈夫です。日差しがあると、体感の日の長さがてきめんに違う。18時なのに冬の15時くらいに思える。

フリマアプリの売り上げで桃を買った。

 

7/9
母親の誕生日なので三峯神社へ同行。早朝の池袋(静か)からラビューという西武特急に乗ってゆく。朝飯を買った池袋のNewDaysに数年前のSideMコラボのグッズ案内が貼られたままだった。店内にあったのは名探偵コナンのグッズが少し。

ラビューの黄色いシートがback roomと一緒の色合いだなと思った。

西武秩父の駅について、バスに乗る。待っている間に駅に飛び交うツバメを追いかけたり、道に落ちてる推定ニイニイゼミを拾って木にくっつけたりした。バスの中で完全に爆睡する。
入口の三本鳥居を抜けたところにニホントカゲの幼体がいた。 木漏れ日の下で大人しくきらきら輝いている。石垣には苔がいろんな種類生えていて、ユキノシタらしき花も咲いていた。石垣にへばりついて細い赤いランナーを伸ばし、その先に小さい葉っぱが生え始めている。

参道の門とか拝殿の欄間など、装飾が華やかでこの色彩を今日まで維持しているのがすごい。 「日本の伝統の色彩」て本当はこうなのか?(本当とは?) 山道をずっと歩いてきてこれが目に入ったときの衝撃たるや、と思う。

東京や神奈川、千葉の講(参拝ために集まったグループ)単位で寄進した記録も散見されてかつての徒歩などで参拝に来た人々のことを思う。江戸からどれくらいかかったんだろうか。巨大な記念碑の土台に這っているでかいアリの影が、土台にさらに大きく落ちていた。

境内の中に滝の沢神楽終演の地の碑があった。ダムに沈んだ集落の里神楽で、集落がなくなってからもしばらくは三峯神社の神楽殿で舞っていたそうだが今は人手不足などでやっていないらしい。でも教室などで習った人はまだ若い層も含めて存在するので、復活するといいなと思う。

宿坊である起雲閣の屋根にツバメの巣がいくつもいくつも軒を連ねて、たくさん飛び回っていた。

 

参拝したあと、元来た坂を下って博物館へ行く。帰りにもニホントカゲの幼体がいたが、尻尾の青い範囲が長かったから行きに見たのとは別個体だろう。
眷属がオオカミ(狛犬の代わりにオオカミがいたりする)だけあって、博物館にはニホンオオカミに関する展示もあった。他の種類のオオカミや毛皮も展示してあって、どう比較したのかを述べている。一応1996年と2000年にそれらしき目撃情報はあるらしい。
他にも、江戸時代までやっていた寺院が神仏分離の際に閉院したが、仏像などは処分せず隠して彼岸の折に祀っていた話とその仏像なども展示してあった。何かの思想や信仰のかたちを強引に根絶やしにすることって無理だな、と思う。そもそも人の思想を統制するなよと思うが。

帰りにもニホントカゲの幼体がいた。尻尾の青さの範囲が違ったのでおそらく別個体であろう。普通種最高!

アイスキャンディーを舐めながらバスを待つ。行きは寝ていて見逃したダム湖も見た。ダムって特に全体の幸せのために少数に我慢してもらう事例の極致だなと思う。そんで現代社会で生きている以上その恩恵に預からずに生きることもほぼ不可能だ。

秩父まで戻って、行ってみたかったパーラーに行ったが休業だった。道中でコオニヤンマと歴史的建築物見られたので良しとします。あと無人販売所できゅうりも3本100円で買えたし。

駅前の観光施設でおみやげをひやかしたりした。ジェラートも食べ、秩父ビールも飲む。

ジェラートはココナッツベースにレモン&バジルという珍しくもおいしいフレーバーと日本酒のダブル。前者はダイキュリーアイスのファンの諸君が好きそうな感じのさっぱり系だった。ブランデーなどをかけることもできる。夢が広がる。他のお客さんがいちじく味にブランデーかけてて唸った。

ビールは以下を飲み比べセットで注文。
・熊は天然色
→ハイビスカスの酸味とミントの清涼感なので、ほぼハーブティーかもしれない
・こぐまのヴァイツェン
・しろくまHazyIPA
→うまいビールだ。IPAとかヴァイツェンてその種類で飲み比べないと味の細かい言語化ができないかもしれない。
・プラム&ビーツ
→コク、うまみがある(貧弱な感想)
熊は天然色とプラム&ビーツが外れ値すぎて真ん中ふたつのこと「おいしいビールだ」としか思えなかった。味の語彙が貧弱。
帰りのラビューもすっかり寝入った。

 

7/10
日差しにあたると疲れるね。貧弱です。
SNSでかわいいハムスターの写真見てると、この個体たちはあと4年後くらいにはほぼ皆いないんだよなと思ってしまい、儚い。

 

7/11
仕事終わり即ダッシュでドゥランダル作戦を観に行く。
ランヴィール・シンはじめとするキャスト陣はめーっちゃかっこいいぜ……。と思うが、しかし実際のテロ事件をモチーフにしていたりとか実在のテロの被害者と犯人のやりとり音声使ってたりしており、それでこんなイスラム教及びパキスタンが全世界のテロの元凶みたいな描き方をするのは……。思ったより熱は低めでパキスタン側の生活とか子どもたちとかのシーンもあったりしたけど、それでもね……。本国のほうも政治家が全然汚職しているのは独特かも。そんでこれもまた前後編作品だけどラストに具体的な日付の予告と映像があったので許せた。カルキやサラールやデーヴァラ……。次回でヒロインにちゃんと大幻滅されて大破局してほしいよ。

母が同じ回を観ていたのは知っていたけど彼氏の人も同じ回に偶然いたので合流して三人でインドタイネパール料理屋行く。カレーっておいしい。ナンもまた。

 

そしてすべてを自分で食べる_日記(6/28~7/4)

6/28 強弱の雨が降っている
台風直撃じゃなくてよかった。KING OF PRISMってそういったババ引きがちコンテンツだから。武蔵野スポーツプラザあらため京王アリーナTOKYOっていつかの大悪天候SideMプロミの思い出が強すぎて駅からそこそこ距離がある気が未だにしてしまう。そんなことないのに。

・昼の部
見切れ席と脅かされていたが全然そんなことなかった。イベント内容そのものはかなり変。本編を流しながら応援上映をしながらキャスト陣のお話を聞く。脳がとにかく忙しかった。ボケ防止になります。長年シリーズの舞台挨拶の司会を担当してくださっているから作品の理解も深く、キャスト陣の間合いもある程度わかっているであろう大橋さんという司会者がいなかったらこんな企画成立しないよ。
ミナトが序盤の寮のシーンで練っていたのがトルコアイスというトリビアを得られて嬉しかったです。ねばりを出すために何の食材を使っていますか?
Callingsのダンスへの言及で「あれバリ難しいからね!?」と咆哮する畠中さん、ダンサーでよかったです。
それはそれとして本当に1万人くらいの規模で「本気」の応援上映をやってギネスには登録してほしい。参加するから。


空いた時間にクレープ食う。レシートに書かれた呼び出し番号が同行者とかけ離れたものだったので、順番前後するのをわかりにくくしてるのかなと思ったがどうやら試験的に導入していることが漏れ聞こえてくる会話から伺えた。404番とかあってランダムが過ぎるだろと思う。ブルーベリーカスタードクレープ、おいしかったです。もっとこの組み合わせを食う。


・夜の部はライブ。
やっぱりダイスキリフレインってライブ映えというか、ライブでこその曲だなと思う。
TRI-UMviratuSさんがすごすぎて完全に元とったなと思った。法月仁のプロデュース方針がすべて正しいです。
ドラマチックLOVEが来たあたりでキンツア内の順番でやるんだろうなと悟る。
不在メンバーの曲のカバーが来ててそんな最高のことをするんですか?になってしまいました。組み合わせも最高だったし。欲を言えばセプテントリオンさんにCallingsの曲のカバーは欲しかったが。
いやしかし男プリってすごすぎます。先週に先方のライブがあったばかりなのもあって気迫があったなと思う。しかもマリオのショーが生バンドだったのでもうマジですごすぎた。これが昼間に「社長ォー!見てますかー!?」て言うてたお兄さんですか? 
中山咲月さん演じる神無月アヰさんが本当にかっこよすぎる。わたしはゼロワンのことをVシネ含みでもけっこう好きなんですけど、リアルタイムで滅亡迅雷.netのことビジュアルや設定など含めで好きだったのを思い出します。今こうして他のコンテンツで全世界をメロつかせるいきおいのパフォーマンス見れて嬉しすぎる。歌うまっ。かっこよっ。6年前のライブのルヰくんの演出の対照って感じだなとも思った。

男プリがいろいろまとめたボックス商品出るの本当によかったなあと思う。キンドラ公開時の嘘予告見て「ほ、他作品のボーイズを人質にした責任をとれるのか……!?」と友人と顔見合わせたことを思い出すよ。
そしてキンプリも新作制作開始ありがとう…………「制作開始」とは?「制作中」でもないんだ(昨日から開始された?そんなバカな) エリートみんなが感極まりすぎてキャストの皆様が「まだ開始だから!」みたいにどうどうと収めてくるの面白かった。まさしは泣いてくれてありがとう。
いわゆる「おじさん組」と呼ばれるユキ様カケルミナトっちて巷でも言われてる通り、将来的な「本業」が定まっているから高校を卒業してもプリズムショーを続けるのは難しいと思っていて、でも作中時間軸が進むタイプの物語なのでいつか彼らは何らかの「選択」を迫られるんだよな。そのことを見届けたいと思っているから、完全新作は怖くもありそれ以上に楽しみでもある。早くティザーイラストのムビチケ売ってください。会場から出た瞬間柱とか壁にポスターめちゃ貼ってて叫んでしまいました。今月の中で世界で一番人間を幸せにした作業と言っていいだろ。

柱に貼られてたポスター

夜ご飯食べたお店、近隣の席にいるのもプリズムエリート兼プロデューサーでよかった。袖擦り合う未満の人々のサイバネくじの結果がいいものであるよう祈ります。

クーリッシュの和梨うまい。和梨ってどんどんアイスになるべきだ。洋梨もまた。

 

6/29
体がバキバキだよ〜トホホ〜。
こういうのってやっぱ体に変な力が入ってるからなんかな。ちゃんと湯船に浸かるべきなんだろうな。

久しぶりの晴れで、日差しと湿気で蒸されながら道を歩く。しかしチョウの類がけっこう飛び交っていたのは嬉しい。一重咲きのマリーゴールドにとまっているチョウを撮影したが眩しくてまともにピントを合わせられない。オレンジ色の花だったがオレンジも橙も山吹もすべてすでに植物の名前だなと思う。

 

6/30
通院と労働の間を縫って「スーパーガール」観た。私はわりと好き。宇宙の犬もチョコだめなんだ。
クラークとカーラの大きくなってから初対面のいとこ(いうて片方がまだ子どもで一方は大人といえる年の差がある)の間合いが結構好きなのだが、本人たち特にカーラにとっては初めて会ったいとこがすっかり「他の土地の人」の顔をして、言葉も通じなかったときにどう思ったのだろうと考えると胸は痛くなる。無論前作で描かれた通りクラークはクラークで一生「異なる者」ではあるのだが。
ともあれカーラが拠り所でもある愛犬を助けるという口実で、自らと境遇の似た年下の助けになれたのはよかったな、と思う。完璧じゃなくてもスマートじゃなくてもいい。そして人間は善人であろう。ロボはもっとめちゃくちゃでもいいです。

からあげくんレッドを食べる。おいしいね。
もう雲が夏だった。

なんかセミが鳴き始めている気がするが、夜に?

 

7/1
かとみさんのポムポムプリングッズの本買いそびれた。少し泣く。あとDMMの期間限定ポイントもジャンプコミックス一冊分無に帰してしまった。こういうの書いちゃうと見返すたびに悔しくなるかもしれないが、まあそれも記録だからね……

雨とかのせいか、いつものことではあるが眠気がすごい。百万億年くらい眠って、地球が滅びる5秒前くらいに一回起きて「終わるんだな」と思いながら二度寝したい。

アルカラのおとなりさんキサイユニバースをずっと聴いている。

youtu.be


あとテレビ大陸音頭

youtu.be

ちくきゅう(ちくわきゅうり)をはじめて食べたけど自分としては別々で食べたほうが好きです。ウリ科の食い物について青臭ければいいと思っているからかもしれない。ちくわ(かもめちくわ)はそれ単体でうまい。

 

7/2
雨だが映像研には手を出すな!の10周年展へ。
吸死10周年展もそうだけど作者の人とかが「来た人に喜んでもらえるように」って考えた良い展示だったなと思う。グッズとかの告知が本当に前日とかになるまで出なくて「作者が設営に入っている」という前情報がなければかなり不安だったが……。
ゾロリやこげぱんの旅日記で育ち、宮崎駿の空想ノートも持っているので当然映像研の図解ページ大好きなんだが、その中に入ったように感じた。これは様々な方法で書き込まれた先生のコメントがそう思わせているのかも。

一話のネームや初期設定を見ると、かなりばっさりと構成が変わっているのが分かる。キャラクターの数や展開の構成など日本刀とか日本酒の精米くらい研ぎ澄まされていて、面白い。浅草氏と水崎氏の合作のシーンをメインにしましょうと言った編集の人もすごすぎる。
そのほか、最新刊の範囲までのネームと完成ページの比較もこれでもかというほど見られる。いいんですかこんなに。強い絵(構図とかシーン)は結構早くに決まっていそうだなとか説明とか長台詞が推敲されてそうな気配とか感じられて面白かった。アシスタントさんたちへのマニュアルもきっちり作られていて、絵は描かない人間ながらも「理論」を見られるのは嬉しい。あとたぬきはネームの段階でかわいい。

芝浜の地図めっちゃよかったな。図録出してくれ! と思うがあと10日間ほどの間にまだ増えるであろう大童先生の書き込みのことを思うと展示が終わってからじゃないと作れないからな。でも欲しいよ。

地図に水族館があって嬉しい



再現された部室、牛乳の入った冷蔵庫の上にダスター置いてあるその細かさに萌えたのと時計塔上映会の会場作りの図解がホワイトボードに書かれていて嬉しすぎた。動植物が好きな人(作者でも浅草氏でも)の描く動植物が好きすぎるから。極度に単純化されたバッタが実際のホワイトボードに描かれているものとしてきゅんと来る。

良すぎる生き物たちの絵

アナログ原画の展示だとホワイト乗せたあととかベタの筆痕とかを見てにやにやするのだが、デジタルイラストもでかく印刷してもらうと筆致がよく見えて面白いなと思う。でかいデジタルイラストをどんどん見たいかもしれない。

仕事部屋紹介映像も面白かった。岡本太郎の「殺すな」缶バッジが紹介されていて嬉しい。ヘイガ二の群れも。他人が集めているぬいぐるみを並べて見せてもらうのって本棚を見せてもらうくらい嬉しいことだと思った。どちらもその人の意識~無意識の興味や好みが反映されているから。銃は分からないけど人んちって感じで面白い。仕事部屋紹介でなく、お宅訪問として認識している?

監修中のプラモ欲しいな~と思ったけどプラモデルに本当になじみのない人生なので組み立てと塗装ができる気がしない。

全然買う予定なかったのに台座デザインと背景が別レイヤーで見られるという理由でキービジュアルのでかいアクスタを購入してしまいました。だって、良かったから。ピンズは予定通りなので買う。

 

さすがに空腹のため、マルイのフードコートの丸亀製麵でかまたまうどん食べる。あとヤングコーン天となす天も食べる。そしてサーティワンアイス行ってどうぶつの森コラボとダイキュリーアイスのスモールダブルをたぬき開発スペシャルカップで食べた。まだチャームがもらえたので、それならもらう。マンゴーのやつはまたおいおい食べます。キウイ杏仁もティーオレも食べたい。バラエティパック買うなら今月、かも。そしてすべてを自分で食べる。

 

都バスに乗ってのんのんと足立区生物園へ行く。 最高の博物施設のひとつ。

時間なくて、また別に触れ合わなくてもモルモットのかわいさ、生き物への愛着はあるためふれあいはスキップしたのだがちょうどへぎさん(モルモットの個体)をお目にかかれたのは嬉しかった。他の子が爪切りされているところも見られたし(勝手に眺めているだけ)。しかしモルモットってすごい「質量」を感じる。なんなんだろう。


ワライカワセミも二羽ならんでめちゃくちゃ鳴いているところが見られた。うれしいね。やはり複数羽いるほうがよく鳴くのだろうか。でも他の種類の鳥たち(野生も含む)も沢山いるからその辺と何かしら鳴きかわすことはあるのかしらん。

外のリス撮ってたらオナガ(たぶん)が飛んできてどっちを注視すればいいかわからない贅沢な時間が発生した。

 

グンディ、かわいいけど毛並みの問題なのか付き方の問題なのか、思ったより耳の存在感があるなと感じる。かわいいけどね。

グンディ親子

温室も少し遅い時間に行ったわりにはチョウが結構飛び交っていて嬉しい。オオゴマダラって見れば見るほどなめた飛び方をしている。こういう温室あるあるとしてじっとしてるとチョウがすぐ近くを飛ぶ羽音や風すら感じる。もうずっとこれでいいです。

 

絶滅危惧種の昆虫展、よかった。メインの二種の他に都内の絶滅危惧種を標本で展示してあり、このように使用することもあるからやはり標本ってタイプ標本とかだけでなく、あればあるだけいいんだろうなと思った。

ついでに質問コーナーのところで「ここ数日夜にセミらしきものが鳴き始めてるんですけど」という質問をする。
・今年はまだあんまりセミ出てきてない
・早いセミとしてはニイニイゼミ
・夜だったらもしかしたら鳴くバッタとかかも
・でも虫の鳴き声の見分けって難しいよね
とのことだった。Youtubeでニイニイゼミの鳴き声を聞き、改めて確認します。

 

退園後、併設の公園に散歩しに来ていたぴちぴちの柴犬を目で追っていたらその先に白く、でかい秋田犬(秋田犬は大抵でかいか)がいた。既知らしくちょっと周りを跳ねまわる柴犬を秋田犬が受け流しているのを見ていたら飼い主さんたちが公園内のカルガモ親子が歩いていたよの話をしており、それに従って池に行くともうでかくなったカルガモ親子がいて神、と思った。

 

森バジル「探偵小石は恋しない」読んだ。結局自分は自分が読んだことあるなしに関わらず色んな名作ミステリの話題で登場人物が盛り上がっていて、探偵が謎を解くことへの恐れや屈託っや内省があるミステリが好きなんだ。あと登場人物の情動エネルギーがでかい。まあ人を傷つけたりしてる人間たちのエネルギーがでかいのはそうなんだが、浮気調査など「恋愛感情」を主軸に置いてるからそこからも回収してたな、エネルギーを。恋愛する気のない主人公であるが、本人の抱えてる事情とかからすれば落としどころとしては納得いくなと思う。期待よりも好きな感じだったので森バジル作品他のも読もうかなと思う。

 

7/3
昨日が肌寒かったからか、セミは鳴いていなかった。せっかく動画でニイニイゼミの鳴き声を確認したにも関わらず。代わりに、確かにバッタの類だろうという虫は鳴いていた。

新宿西口の話をしていて、小田急の工事の事情で行くたびに通路の様子が変わっていることを「ダンジョン」と形容してしまうがこれってゲームの「不思議のダンジョン」系(入るたびに構成が変わる)のことと思っている。そうなると今の20代とか10代に伝わるのかなと思ったけどそもゲーム文化に親しんでるかどうかで世代はあまり関係ないのか? そしてこういうときに自分が「今の若い子」の範囲からどんどん外れていくのを感じる。別にいいんだけど。

「虚弱に生きる」をやっと読み終わる。「疲れやすいの基準が分からない(自分は自分の体でしか生きたことがなく、他人の感覚は経験できないから)」というくだりがあって共感した。私はここ二年くらいで「もしかしたらこれが"胃がもたれる"という感覚か」と気づいたのだが、一般的な言い回しのくせに漠然としすぎているというか、自分の思う「もたれる」と他人が思う「もたれる」が同じ要因の同じ症状を指しているとは限らないよなと思う。どう痛むかのオノマトペとかもそうじゃないですか? 言語って、何?
さておき自分の体調のことや体力のことなどをここまで言語化して、どうにか手綱を握ろうとする試みは脱帽する。きっと「虚弱」だからそうせざるを得なかったのだろうが。

自分はといえばこの作者ほどではないが体力は多いほうではない。というか体力が多いほうではないのに配分が未だに分からないので動いた次の日に床に転がっていたりする。4~50年フルタイムで働くのはぎりぎりおそらく無理であろう程度の感じ。見習って手綱を取る試みをしていきたいな~とも思うし、このエッセイの作者(この人が言語化できただけで、近似の状況の人間は他にもいるんじゃないか)や自分のような人間(開きはあるだろうが)がほどほどで暮らしていける社会こそ成熟した社会と呼べるんじゃないかとも思う。

 

7/4
じめじめだよ。駅のホームの屋根の骨組みでカラスが二羽ずーっと羽繕いをしていた。かわいいね。また、いつもの道に大きめのツユクサが咲いているのに気付く。たくさん咲いていた。

職場の除湿器の水を合わせて30リットルくらい捨てた。新生児10人分くらい。トリビアの泉だかで、赤ちゃんの乗ったベビーカーと工具箱は同じ重さだけど人々はベビーカーのほうだけ運べるみたいな検証やってたな。

見放題配信の来た「悪魔と夜ふかし」観る。おもしろかった。このくらいの説明のなさと分かりそうさのこと好きだ。ミミズは人体の中そんな好きじゃないとは思うけど。

今日から始まったウルトラマンテオも見ます。地球のシーン初手で見知った景色だ。
テオくん、故郷において本当にただの善良な穏やかな若者だったのだろうなというのが戦い慣れていなさに出ていて胸が締め付けられる。自分が最初にまともに観たウルトラマンがR/Bだったから、一般人がウルトラマンとして頑張ることになるという流れに脆弱性があるのかもしれない。早く湊家にすき焼きをおよばれしたほうがいい。
あずきと飼い主の少年をかばう前にも「皆逃げろ!」て呼びかけているんだよな。一人で逃げても仕方ないような状況で。ヴィアロガ、ちょっと嫌すぎる(誉め言葉)。
あとまあまあの山から自転車一時間飛ばせば市街地って距離感は生まれ育ち、住んでいる場所がロケ地になりがちの人間として馴染みがすごくある。

 

 

生ミントむしゃむしゃ_日記(6/22~6/27)

6/22
公園歩きまくったりした翌日よりも疲れているかもしれません。硬い床に座ったりしたからですか? それかいい年して自分の体力の配分もできないということですか?
よく使う駅に活け花のスペースがあって、改札階へゆくと強いユリの芳香がしていた。それの流れで帰りにもう少し咲き進んだクチナシを嗅ぐ。同時にどこかの家がめちゃくちゃニンニクを使った夕飯を作っているにおいも流れてきていた。

 

6/23
週末のキングオブプリズムのリアルイベントにむけてペンライト探す。海老名に持っていったきりだ。部屋の本の層に埋もれていた。そういえば悪魔情報の二巻もこうして埋もれている。
それなのにまた本を買おうとしています。宮下太郎の「植物物語」と「続・植物物語」。これは定価こそ記載あるけどISBNついてないし自費出版に近そうなんだよな。当然電子書籍なんてあるわけもない。日本の古本屋に奇跡的に二冊揃いがあった。地元の本を水戸の古本屋から買う。

 

6/24
通院(皮膚科)。 なんか空いてる気がした。粛々と血を抜かれる。抜かれた血の色について、静脈血のわりに赤が濃い気がしたが容器を軽く上下したことによって薄く容器の面にへばりついた血が光を透かしてそう見えただけかもしれない。
汗をよくかく時期になったので尾てい骨のあたりというか、みたいな場所がボトムスとかで蒸れて荒れている。久しぶりにステロイドの塗り薬を処方された。塗るぞ~。
お昼にサーモンチーズトマトクリームパスタ食う。季節限定の冷静のパスタも気になってはいるが。
職場の近くのツバメの巣はもう巣立って空き家になっていた。

ところで、中国のオタクと思しき人のダンガンロンパV3のファンアート見たら獄原ゴン太が「权太」と表記されていてこの当て字なんだろうと思ったら「権」の簡体字(法律を専門とする方々も略字として使う)ぽい。この字だけで「いきおい」とか「はかる」「はかりごと」とかになるらしい。イメソン的なこじつけに似た「萌え」がある。

 

6/25
いつもは使わない駅の方へ行ったらまだツバメがたくさん飛び交っており、雨の中電線にとまっているシルエットが巻貝のように見えた。ツユクサも咲いていて、青い。自然物でこんだけ青いのすごすぎる。鉱石だったらさぞもてはやされていただろうという青さ。

横浜はユーラシア文化館へ行く。ユーラシア文化館の建物や隣接する新聞博物館や放送ライブラリーの入っているビルなどは横浜の歴史を表すような歴史的価値のある建物を修復や保存して今に残している。小学生や中学生の社会科見学の集団がたくさんいた。周辺にも土木系の遺構が展示されていて、野毛山にも似たようなものがあったなと思ったがあちらは水道管でこっちは下水道。本物のガス灯もあった。鉄道遺構でも思うけどイギリス製が多いな~。
この新聞博物館のミュージアムカフェであるCAFE de la PRESSEに行く。友人が調べてくれて、ありがたい。記者のためのコーヒーとか弁護士のためのコーヒーとか面白いメニューもたくさんあった。ランチのボロネーゼを頼んだらパスタ麺がぶっとい管という感じで面白かった。ほうとううどんの2.5倍くらいある。こういうパスタってなんて名前なんだろう。冷製のコーンスープもめちゃくちゃ甘くてうまかったな。新聞博物館の建屋に残る貴賓室も和洋折衷で面白い。

貴賓室へ続く階段、かっこよすぎる

洋風建築なのに天井画の鳳凰が寺社仏閣で見るようなタイプの天井画だったりとかする。家具も「横浜家具」というものらしいがGoogleに突っ込んでも今日の横浜にある家具屋さんしか出てこないので国会図書館のデジコレとかを見る必要あり。

ユーラシア文化館の「韓国 手仕事の美事 ― 刺繍、ポジャギ、メドゥプ・・」展へ。朝鮮のことってマジで全然知らない。近代史とか特に知るべきなんすけどね……。
中国と同じく、コウモリが幸運のモチーフとして扱われてるがそのコウモリに似ているから菱の実もモチーフとして使われている。そしてその菱の実を模した布の飾り(根付みたいなやつ)があって友人が「模したものがさらに模したものになっている」と呟いていた。オシドリが夫婦円満を願うモチーフになっているのは日本と一緒だけど花樹がかなりデザイン化されているのは日中と違う文化だそう。たしかに。
いわゆる教科書とかに載っているチマ・チョゴリは鮮やか!カラフル!なものが多いが入口にあったものはもう少し日常用なのか(和装における訪問着くらいの感覚と解釈したが合っているかは不明))麻(からむしという上等な種類)の生成り色でシンプルなものだった。

前半のメインはチョガッポという大きめの風呂敷みたいな布。風呂敷と違うところは、韓服を作るときのハギレを集めてパッチワークで作られているところ。基本一枚の反物で作られる和服と違ってカーブしている箇所や複数種類の布を縫い合わせて作るから細い三角形とかのハギレがたくさん出るらしい。逆にいえば和装はパッチワーク文化が育たないタイプの服の形なのか?(一応金沢に子どもの成長を願っていろんな布を縫い合わせて着物を作る百徳という文化があるらしい。また金沢だ)
両班というそれなりに上流の階級で作られていたらしく、色々な素材のハギレの中には模様が美しいものもあった。チョガッポをはじめとした朝鮮王朝の手工芸品を再現している鈴木千香枝さん(今回の展示も彼女と夫のコレクション)も「自分で縫ったものはどれが何の布かはっきりと覚えている)と言っていた通り一枚のチョガッポはただの布ではなく「家族の記録」であり、たまに見つかるほぼ新品のものは、その持ち主が普段は大切にしまってあって折に触れて眺めていたものだろうということだ。婚礼用品の刺繍なども含め、手芸がいわゆる良妻賢母の条件だった時代、手工芸品が数少ない表現の場であり本人の個人的な安全地帯だっただろう頃の。それはそれとして味噌玉とか餅とか包んでごりごり普段使いされていたようなものも、ありそれはそれでいいなと思う。裁縫道具などの展示もあり、指ぬき(ゆるい鳥の刺繍などが施されていてかわいい)や針山(刺繍のところに針刺すには勿体ない)のコレクションもよかったな。亀の甲羅の部分に美しい草花の文様が刺繍されているのに、肝心の亀の顔はゆるキャラのようでよかった。
しかしチャイナドレスの100年展でも思ったけど自分の着る服を自分で作る時代において、私のような粗忽者はさぞ肩身が狭いだろうな。ミシンも数ミリのところをまっすぐ縫うことは愚か。糸の通し方も怪しいし。

結び飾りも可愛かった。これを作るのか……と思うと気が遠くなるが。「どこが何結びだ!?」とキャプションにかぶりつきで要素の分解を試みる。
編み物に似ている部分もあるかもしれない。結び方の名称は今回の展示にあたって鈴木さんご夫妻が日本語名をつけていた。元々は皇帝のベッドの飾り(もっというと刺繍飾りが豪華な香袋のあしらい程度)だったのが現代の経済成長によって壁飾りにするような流れがあったとか。

常設展フロアは「ユーラシア」という通り一気に地図上の範囲が広がる。上記企画展は近現代が主だったのに対して時代も紀元前のものが断然多くなるし。初手で古代オリエント博物館にでも紹介されていた白瑠璃椀(正倉院とかにも同じやつがある)があって嬉しくなる。この形の製品めちゃくちゃ出回ってるな。コブウシもいた。ふつうの牛も。

eurasia.yokohama-history.org

 

途中で解説聞いていたのもあって、3~4時間くらい展示を見ていた。また同じカフェに戻ってケーキ食って休む。キャラメルタルトのキャラメルの甘さが体に沁みた。「温泉に浸かったときの声」と言われる。

 

cafedelapresse.jp


知りたいことが多すぎる。少年老い易く学成り難しだ、と嘆いています。論語の数少ない共感ポイント。というか四書五経にも目を通したいよな。友人たちに積読リストを見てもらう。部屋が散らかり放題散らかっている今、見せられるのは電子の散らかりだけだから。

 

6/26
天気の悪さに起き上がれながち。日曜だけは無事であれと祈っています。キングオブプリズムのリアルイベントがあるから。

宣伝を見かけたダンジョン飯のグッズ、センシのイラストに妙に惹かれるものがあるなと思ったが「ひげ長髪男性が鮮やかな花束を持っている」ということに対してインド映画で培った萌えを感じているのかもしれません。

大隈秀夫の「入門 旅の文章術」を図書館で借りた。1990年に出た本だけど文章の書き方本は古いほうがいいからね(好みの問題)。例文もたくさん載っていてよさげ。

 

 
6/27
シルバニアファミリーキラキラくじを引けそうなので引いた。ロールケーキのくるまが欲しかったので、無事得られてよかった。もう一個のアイスクリームワゴンのくるまも嬉しかったけど、これにいい感じにシルバニアを乗せるのは難しい。

雨を縫って黒牢城を観に行く。黒沢清作品初めて観たけど結構好きだった。人が依って立つもの(信仰や武士道)とは、だったり戦とか(そもそも人間の営みそのものがかもしれない)って本質的に虚しいねという話と思った。

家帰って黒牢城の原作者の他作品「折れた竜骨」を読む。こっちはイギリスはソロン諸島を舞台にした西洋ファンタジー的なミステリ。ファンタジーで魔法的要素をトリックに絡めたり謎解きに絡めたりするのって難しいだろうなと思う。冬の冷たいにおいのする小説だった。
ベランダの網戸の外に黄緑のきれいなカメムシが止まって雨宿りしていた。

クラフトボスの香港式ミルクティー、香港の鴛鴦茶という飲み物にヒントを得ているらしいが「コーティー」かもしれません。いや鴛鴦茶は練乳も入っているぽいのでまた違うか。コーヒーと紅茶の混合飲み物のことをもっと知りたいと思い続けています。

計画性がないので風呂あがってからベランダに出て、暗がりの月夜の下でミントちぎる。そんでライムジュースと氷とラムと炭酸、あと砂糖を突っ込んで勘のモヒートをこしらえ、飲む。やっぱりホワイトラムのほうがいいんだ。そら店のモヒートって白いもんね。溶け残った砂糖がまとわりついた生ミントむしゃむしゃ食うほうがうまいと感じるかも。チョコミントですらない。

四角めの作画のほうが好きだよ_6/21日記

6/21 夏至

長くなったので一個の記事にします。


ピューロランド行く。久しぶりに会う友達も交えていて嬉しい。その人がつい最近ピューロに行ったばかりなので、キャラグリレジデンスとかの予約方法がばっちりで助かった。ばつ丸くんとプリンくんをどうにか確保。しかし、一時間たたずにグリーティングの整理券は全部枯れていた。すさまじい。
まずショップを見て回る。発売時から欲しかったピューロランドの形のポップコーンバスケットを買いました。ポップコーンは入れてないです。座ることを拒否する椅子のぬいを入れていました。

座ることを拒否する椅子のぬい、色が鮮やかで形がどっしり目なのでどこにいても馴染まず、逆説的にどこにいてもよいという感じがある。友人たちが持ってきたぬいは「モスのいる日常」のヤママユガのぬいと小さめのポムポムプリンのぬいだったので並べて撮影するとその統一感のなさが「ぬいぐるみお泊り会」という風情になった。



七夕が近いからキキララの家に水色のビニル製的な七夕の笹飾りがあり、なんかシュールだった。結ばれているシルバーのリボンはしっかりした質感で、合皮とかっぽい。

お昼は館のレストランで食べる。ポムポムプリンの30周年記念企画で「ポムポムプリンの名言」みたいなデコレーションがなされていて、レストランの壁に「おしりのシルシ」とかいう文言あったらダメだろと思う。

メニューもプリンくんモチーフのものが多く、黄色と茶色の食べ物ってたくさんあるねと思った。玉子とかぼちゃが中心。館のレストランはちょくちょくキャラクターがステージに出てきてくれるのだが、恒常メンバーのマイメロさんとキティさんもよかった(衣装かわいすぎ)し、まさかハンギョドンとペックルにも会えるとはね。ペックルくん、座ると「あひる」すぎる。
料理、おいしかったけどニンニクチップ揚げバナナにナッツソースかけたという意欲作があって何?と思った。まずくはないけど足しっぱなしである。変。ベジフードもぬかりなく用意されていてよかった。

食後、ポムポムすぎるよ展を見る。ポムポムプリンくんが犬だということを知ると首をひねる人は多いが、しかしプロフィールや動きを見れば見るほど確かに大型犬の子犬だよなと思う。30周年の渋谷スクランブル交差点で寝転ぶプリンくんの絵、本当にこれになってくれと思う。ライブキャラクター(着ぐるみ)の写真もあるのよかったな。ライブキャラクターのプリンくんのお腹の皮がだぶだぶしてるの好きだから。プリンくんは四角めの作画のほうが好きだよという話で友達と盛り上がる。
キャラグリレジデンスのグリ、ばつ丸くんもプリンくんもそれぞれちょっと違うフレンドリーさでよかったな。プリンくん思ったより小さくて「こ、こいぬ……」と思う。

パレード類はプリンくんの記念イルミネーションとか新恒常パレード(Revoが楽曲提供してるやつ)見た。プリンくん、あんなにポムポムビートが跳ねたのにちゃんと最新楽曲を中心に構成していて偉い。

youtu.be

 

youtu.be


新しいパレード、KAWAII-KABUKIもそうだけどやっぱり隣人愛なんだよな、と思う。パレードの振り付けパートは易しくなっている気がした。リズムは難しい。まあRevo氏の作曲のダンスの振り付けを踊るのは二回目(一度目はハロ朝のライブ)ですからね……。

パレードって人もキャラクターも衣装が凝っていていいよね。パレード待ってるときは日本人が地べたに座っていいとされている数少ない場面だなと思う。

パレードを待ちながらサンリオ展FINALの感想を交わす。いちご新聞上の討論のこととか、昔のいちご新聞がバキバキに具体名を挙げて戦争に反対していたこと、最終章で反戦メッセージ掲げるなら今もパレスチナで起こっている虐殺などにNOを突き付けなさいよという話で盛り上がる。山梨のミュージアムにも行きたいよね。日時指定制だが意外と思い立ってすぐに行けそう。最寄り駅からはそこそこ歩く。
KAWAII-KABUKI、やはり一度「鬼」をイメージだけで怯えて排斥する描写があるのがすげえよと思う。あと子ども向けにことわざをいっぱい盛ってるところ。

シナモンくんの新アトラクションにも乗れた。サンリオがピューロランドをモチーフにした創作のことが好きだから嬉しい。あの知恵の樹エリアに降りていくエスカレーターの水晶の出どころが分かるとはね。
ところでピューロランドは小さいときにも遠足やら家族やらで行ったのだが、わりと薄暗くて怖い印象が強かった。しかし一生分怯えたのか今はむしろその薄暗くて不気味なところが好きなんだよな。ファンシーというよりメルヘンな感じ。いつまで残っていくかは分からないけど。

閉館後はパルテノン多摩の手前に咲いているネジバナに人々を案内する。ビーズ編みみたいな花をつけたそこそこでかい株がいくつかあり(スマホカメラでピントが合う程度の大きさ)、友人の一人は「何年かモノでありがたい」と喜んでくれた。こういうものしか案内できないからね。


そんで多摩市の中央図書館ちょっと見て回って(開館三年くらいの中央図書館を見る機会はレアだから)、お昼ご飯がまだ腹に居座っていたため夜はお茶だけして帰った。レモンパイは食う。おいしいね。南国フェアのメニューがあって、マンゴーのアイスの上にクコの実とかドラゴンフルーツがちらしてあるようなものだったので東南アジア的南国、と思った。

パンダちゃんまんじゅうとぶたちゃんまんじゅう_日記(6/14~6/20)

6/14
東大の農学資料館でやっている都会のねずみ展を見に行く。
その前にご飯食べる。おいしかったけど誤算としては大学近くの定食屋だったので量が多かったことです。お腹ぱんぱんになりつつ資料館へ向かう。全然知らなかったんだけど、あのハチ公の内臓の標本もここに展示されていた。剥製は上野の科博にあるんだよな。死んですぐに解剖されたらしい。寄生虫とか竹串とかいろいろ見つかったと書いてある。近くの焼き鳥屋があげていたらしいが、竹串ごと?犬猫の飼育の常識って本当に目まぐるしく変わっている。野犬に襲われたこともあったらしい。渋谷にも野犬がいたのか……。ところで、なんでここにハチ公の内臓標本があるかというと、飼い主が東大教授だったかららしい。師匠の飼い主だったために学生たちが呼び捨てを避けて「ハチ公」と呼んだと書いてあった。
都会のネズミ写真展は渋谷にあるハチ公銅像前の広場にかつてあった植え込みに生息していたネズミたちを撮影したもの。もうその植え込みは存在していないらしい。少しばかりの植え込みでもないよりはあったほうがいいんだな……。

www.a.u-tokyo.ac.jp

 

その後、時間が余ったので飯田橋に移動して日中友好会館のチャイナドレスの百年展へ。結構賑わっていた。
チャイナドレスも、時代によって変化はあれど、形はおおむね同じでパーツや生地で印象が全然違うところは着物に通じるところがあるかも。同行者は花ボタンを見て「作画めんどくさそう」と呟いていた。

纏足の靴も初めて見たけど小っちゃいな。こんなの体にいいわけがないだろ。それに関する論文の二次元バーコードもあったけど読んだら直で論文のPDFに飛ばされて驚く。リポジトリの情報ページとかじゃないんだ。

https://kyosei.u-sacred-heart.ac.jp/kyosei-wp/wp-content/uploads/2024/12/sustainable_futures_vol3_07.pdf

↑これがリンクに貼ってあった謝黎「纏足から放足へ―中国女性の装いと身体性―」です。


チャイナドレスは女性たちの社会進出に伴って発展してきたもので、体のラインを出すとかもそうらしい。あと上海で着られていたものたちは生地が薄手だけど伝統のデザインとか小顔効果的に首を高くしているのが多い。その生地も明らかに西洋から来たと分かるものだったり。ファッションの流行がブランドじゃなくて服の形として存在した最後の時代と述べられていてなるほど、と思った。たしかに日本も数十年前は服って作るものだったんだなという雰囲気だしな。キャプションも期待以上によかった。


併設されているお店にパンダちゃんまんじゅうとぶたちゃんまんじゅうがあって中国を感じた。

jcfcmuseum.jp


ところで日中友好会館へ歩いてゆく途中で知らんおじさんが話しかけてきた。「落書きがそのへんに多くて」まではまあ大変すねで適当に流していたのだが「中国人が……」と続いたあたりで同行者が即シャットアウトしてくれて立ち去りに成功した。反射で動ける筋力を自分も鍛えたい。←これについて、同行している人間がそれに同調したらどうしようとかいう余計なことを考える意思の弱さも多分悪い。
しかしなんでそんなことを言って回るかね。これを鵜呑みにして拡散するバカもいるのだろうから気が滅入る。

おやつにドーナツ屋に入ったらミスドの1.5倍くらいのが出てきた。ドーナツの値段って公正すぎる。

バルト9にてミルキー☆サブウェイ各駅停車劇場行臨時増発便を見る。どうせみんな一回以上は観てるだろと言いたげに入場特典が剥き身で渡されて面白い。このまま、ある程度たまったら継ぎ足し公開をし続けてくれていいです。アサミくんとかハガ署長とかのこともっと知りたいし……。

 

 

これはバルト9にあったクレーンゲームの中にパステルカラーのケロロ軍曹がゴムでそれぞれ縛られて転がっている図です。

 

定食とドーナツでおなかいっぱいすぎたがまだ駄弁るためにジョナサンに入り、冷製スープとか飲む。

 

6/15
なんか前日やたら頭痛とか目がさえてとかで全然寝られなかったよ~になった。参るね。
仕事先でなくなったらそれなりに事故のものがなくなったかと思って右往左往してしまい、疲れた。それを最後に触ったであろう人が自分がなんとなく相性悪いかも~と思ってた人なのもよくなかったな。結局普段しまわれてるところの近く(とはいえ違う場所)から出てきたのだが。自分の良心なんてオブラートくらい脆いものです。

ワンピース本誌でブルックの過去編のさらに過去編を読んで呻いています。

 

6/16
うにうに蠢いて過ごしています。せめても、チャイナドレスの百年展でもらった纏足についての論文読む。人間の美意識とか、主体性とかって社会的価値観に左右されすぎている。纏足がより痛そうすぎるし子どもの時から始めているし、なにより現代社会において「野蛮なもの」とされているせいでよりグロテスクに感じるだけでこの現代においても歯列矯正とかムダ毛の処理とか美容整形とか色々ある。

 

6/17
帰りに少し遠回りしてクチナシが咲いてるか見に行く。はじまっていました。匂いを好きなだけかいでおく。しかしクチナシと一口に言っても開花時期には開きがあるな。園芸も野草も大きなくくりは分かるがその下のもっと細かい分類のことはお手上げだ。


6/18
たまにプランターのミントの葉っぱちぎって食べて「口の中がさっぱりするね」ということをやっています。太古の昔にこれを「発見」した人間がいるはずで、食って面白いなと思う。ニホンザルの群れによっては温泉に入ることもあり、世代を重ねるに連れてその「文化」が変化していくわけだがそれと同じようなことだと思う。

 

6/19
湿気。
母親が家の近くでホタルらしき虫を見たらしい。写真を見る限りたしかにホタルに見える。しかしホタルって「光ってすてき」という文化的刷り込みがないとふつうに「きしょい虫」と思われるだろうな。

自分の能力のことを低いよ〜と思い続けている(自虐と修練へのモチベとコンプレックスが混じっているのだと思う)。あとたぶん「そこそこ出来ることで、もっと上達したい」と「その辺りにおいての能力が低いから改善したい」も混じっている。でも前者って趣味の小説書いてて語彙の貧弱さを痛感したときとかで後者は仕事まわりや生活(片付けできないとか)のことだからもう全然優先順位が違うんだよな。

加えて、自分のこと(怠けているときなど)は自分が一番よく分かるので自分が一番頑張っていないのではないか(漠然とした不安)とかもある。この「一番」が指す範囲は広く、精神状態によって「知っている人間」から「世界の全人間」まで推移する。

 

6/20
雨じゃよ。電車の弱冷房車の夏の湿気た空気のにおい(ふつうにカビくささなのでは?)

六年くらい履いてる革靴だと職場にたどり着く前に二桁回以上滑りそうになるが耐久年数の問題でもないような気がする。革靴側も困るだろう。昔の道はコンクリ舗装されておらず土だったろうが、やはり革靴は滑っただろうか。でも草履や下駄も足がべちゃくちゃになるよな。この辺漱石とかを注意深く読み返せば記述があるのかな。

ビール飲みたい気もするが、それは突き詰めれば清涼感のある飲み物を飲みたいということで、ベランダのミントでもむしって食っていろという話になる。実際余っているラムとかあるからライムジュースと炭酸を調達すればモヒートはできるんだよな。ノンアルでもアルコールありでも。

 

動作確認と思えばね_日記(6/9~6/13)

6/9
二日で4万歩くらい歩いたので完全に下半身が筋肉痛。
一応買い物には行ったが、ユリやギンバイカがもうずいぶんと咲いていた。学童帰りのこどもたちがいたずらに防犯ブザーを鳴らしている。動作確認と思えばね。

 

6/10
金沢の日記を書き進めていた。長い文章書くと途中で嫌になる悪癖があるがなんでもかんでも一度に書こうとしているのがよくないんじゃないだろうか。

とにかく本編クリアするのに必死で全然手をつけてなかったニューダンガンロンパV3のおまけ要素、ラブアパートを触るためにミニゲームを四苦八苦しながらコインをためる。こういうときにゲームのへたくそさが恨めしいですね。

 

6/11
「カーンターラ」見る。パンジュルリ神は実際かなり話せるよりの神だとは思うがふつうに人外仕草もするので怖いな。堅物森林官もこれがホラーだったらぜんぜん死にうるし。この森林官と鍛冶屋の爺がやたら渋くて好き。また、ラストシーンのカットとか全体が「物語られる」構造なのがけっこう意味深というか……「英雄譚」とかが語りの構造に自覚的なの好きなんだよな……デーヴァラはどうなりますか?

めちゃくちゃヒヨドリがいるのを見ながら、ココスに向かう。ハイキューコラボパフェを味目的で食うためだ。キウイフルーツのパフェ今週2個めだな。さっぱりしてておいしかった。コラボとか抜きにしてまた出してほしい。本当にパフェの内容物だけに興味を示して行ったので注文時にコラボ音声が流れてうろたえてしまいました。ハイキューは読んでいます。

「帰れない探偵」読んだ。この前、六本木森美術館で見たディアスポラのアーティストの人々の展示のことを思い出す。「帰れない」は故郷でもあるし今ここの場所に定住できないことでもある。でも主人公が行く先々で会う人々も今そこに「住んでいる」昔から「住んでいた」からといってそれがすなわち安寧ではないし町は日々変わっていく。それぞれの土地の描写が良くて、行ってみたいなとは思った。めちゃくちゃ監視社会的な町がいわゆる「田舎」すぎないのも塩梅だなと思う。

www.kodansha.co.jp

 

6/12
家出る時間帯にどしゃぶりなんですけどと思って雨合羽だの長靴だの用意したのに出るときにはもう概ね晴れていた。世の中。逆よりはいいか……。
たまに作業しながら「ウィリーズ・ワンダーランド」観てるんだけど別に閉鎖的な空間で2~30年くらい続けてれば立派な「因習」だな~と思う。

ラブアパートで本命の獄原ゴン太のイベント引けた。かわいいね……。天海くんのが好きな年上受けBL仕草すぎて驚いてしまいました。親愛度マックスになったら相手のパンツが手に入るとかいう絶妙に気持ち悪い(主人公たちがそういう性格じゃないのが余計に)(いやパンツもらうような性格だったら嫌か)ゲームなのに、親愛度系のイベント結構好きなんだよな。

 

6/13
もうヤブガラシが咲いていて夏と思う。クズにしろヤブガラシにしろ、なんならヘクソカズラにしろ、つる性植物の風情とその花は結構好きなのだがそんな呑気なこと言ってられるのもその土地を管理していないからだ。でもフェンスなど人工物にひょろりと一本絡んでいるのが、まるで宙を走っているように見えるのは結構風情があるよな。
家の近くでさえずりが聞こえると思ったらメジロが三羽ほど行き来しているのだった。

ところでまだ金沢でもらったチラシ類の整理をしていません。

 

金沢旅行2026_6/7~6/8日記

6/7
始発(始発!)の新幹線で金沢へ行く。こういうスケジュールの旅をしているので東京駅を乗換駅としか思っていないがち。新幹線のホームのNewDaysすら開店準備中で、その前をドバトが歩いていた。

新幹線の中は当然爆睡し、あっという間に金沢。
まず、めるつばうに行く。尾山神社のすぐ近くにある店なのだが、周囲にめちゃくちゃ出店が出ていた。多分百万石まつりののなのかな。はしまきの出店とかは関東であんまり見ない気もする。
ミギカレーを食べる。あとオムレツとバナナケーキも食べました。バナナケーキ、もちもちでうまい。毎日食べたい。近くの席に座っていた常連さんがコーギー2匹と猫を飼っているらしくてうらやましかった。
前に来た時は迷い鳥だったインコのピーちゃんはすっかりめるつばうの家の子になっていた。

https://www.instagram.com/kissa_merz_bau/

 

21世紀美術館に行くために歩いていたら、金沢城の石垣に番号を貼って積みなおししているところがあって、よく見たら能登の地震で崩れたものだった。

今回の目当てである21世紀美術館の「路上、お邪魔ですか?」展へ。渋谷は松濤に巡回することは分かっていたのだが、金沢と渋谷では土地の雰囲気も美術館も違いすぎてまったく異なる展示になることが想像に難くないからどちらの展示も見たかった。
21美の象徴ともいえるスイミング・プールに面した通路に巨大なpanpanyaの漫画があって嬉しくなる。暗くした展示室に回転するジャングルグローブがあって、それを回すと遊んでいる子どもたちが東映されるインスタレーションが最初のほうにあって、この時点で渋谷で同じ展示できるわけないだろと思う。棟方志功の展示を青森と東京で見比べたときも思ったけど、地方美術館の縦にも横にも広い展示室を潤沢に使う展示方法のこと結構好きだ。

ジャングルグローブ、地面に落ちた映像もきれいだった



渋谷で展示することで更に意味が増すのは台湾の美術館で実施した公道~美術館内をぶち抜く形で新しい道を作ったパフォーマンスかな。美術館の敷地でもあり、公道でもあり、作品でもあるというこの空間で何をしていいのか、ダメなのか(火器の使用とか演奏とか)を整備するためのやりとりの記録も一緒に展示されている。渋谷区、見てますか?

路上観察学会の展示も面白かった。東京から始まって、地方の町おこしとかにも発展した「路上観察」が「地方」である金沢と発祥のエリアであろう渋谷で展示されるの嬉しいな。あらゆる都市、街に巡回してほしくもある。

21世紀美術館、決まった順路とかなくて、展示室をコレクション展に使うも特別展に使うも自由な造りに思えるが、それが入り組んで分かりにくい順路になっているように思う。けど「路上、お邪魔ですか?」はそれを逆手にとって美術館の通路も「路上」に見立てていたり、または美術館そのものへの批評に使っているように思った。
通路を路上に見立てていると思ったのは路上パフォーマーのギリヤーク尼崎氏が使っているラジカセを光庭の通路の途中に置くとか、展示室の外や有料エリア外に展示を置いたり、同じ展示を有料/無料エリアそれぞれから違うゾーンに入れるようにしたりとか。人が「歩いて」「見る」行動そのものを展示に取り入れている的な。
批評性、と思ったのは遠近法などで館内をまたがって巡るように見える黒い線の作品。21世紀美術館は開かれた空間ぽいけど有料無料コーナーとか壁とかあるじゃん、ということらしくて改修前に作る展示としていいなと思った。
コレクション展も「歩く、とどまる」がテーマで何となく関連する展示。チェン・シャオションの「インク・メディア」は路上デモなどの写真を墨絵で描くというものでこれも路上の営みというか活動だし村上慧の家を背負って移動する活動も公共の場所を揺らがせる行為だし。

www.kanazawa21.jp

レアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールにはじめて入る。上から下にいる人を見るー下から上にいる人を見るどちらも体験して面白味が分かった気がする。水面を挟んで顔とかぼやけるから誰かがいることは分かるんだけどどんな顔をしているかまではわからないんだよな。他者の存在を感じるほうが面白いというか、そうじゃないとただの写真映えするスポットなのでは(言い過ぎ)

 

ついでに近隣にある私設美術館の100年の森美術館に行く。古ビルとは聞いてたけど劣化してるところ、たとえば漏水して苔が生えてるところがそのままになっていたりとかしてギャラリーとして迫力がある。こんなに保存のこと考えてない箱、私設じゃなきゃ無理だ。いや考えているのかもしえないけど。

OneOneOttaというカフェでカルダモンラテとチョコレートマフィン食う。うまっ。

https://www.instagram.com/oneoneotta/


そのあと犀川のほとりを歩く。犀川大橋がかっこよすぎるから。犀川自体もでかくてエコトーンがあって鳥と魚がたくさんいて、最高。橋の裏にツバメが飛び交うのをずっと見ている。

かっこいい

昭和レトロ食器を販売している店でサギの描いてある小皿買う。どうぶつの森一番くじの豆皿も未開封なのに……。でも九谷焼の食器類とか欲しかったよ……。

wellspring-online.com


他の古本市とか古道具屋でも志摩マリンパークのおみやげとか地元の俳句集とか買った。嬉しいね。

尾山神社行こうかと思ったけど出店に地元の若い人々がめちゃくちゃいて断念。みんな石段に座っていて、神社仏閣の石段って完成したときからずっとこうだったのだろうと思った。巨大ベンチ。

閉まっている近江町市場を通って夜ごはんを食べに行く。金沢おでんを初めて食べたけどくるま麩うまい。

 

6/8
ある程度早く起きて、isotopeという喫茶店へ行く。アメリカンチェリーのバスクチーズケーキうますぎる。二階に上がったところにある能面たちの照らされ方、子どもは怖がるかもしれない。

https://www.instagram.com/isotope_cafe/


移動して尾山神社行く。その前にせせらぎ通りとか通る。ホオノキが咲いていた。歴史のある街はいろんな人が色んなものを育てている。せせらぎ通りって前回来たときはバスとかタクシー使ってたから遠いように感じたけど近いな。ツバメの巣とか、なんか封印されてた狸の置物とかも見た。

封印されているたぬき



尾山神社の参道は昨日の出店は煙のように焼失していて、でも出店の食べ物の残り香とか飲み残しの氷が道に捨てられていたりしたので現実だった。
ここにもホオノキの花だろう、木工細工みたいな白い大きい花も咲いている。
そこから板屋に。道中で舌切雀の爺さんの子孫が住んでるのかと思うくらいスズメが集まっている家があった。電線もたわんでいるし車にもめちゃくちゃ糞が落ちている。謎だ。
板屋のこもかぶりというお菓子の実演を見ながら、出来立てを食べる。まだ皮が餡と馴染み切っていなくてうまい。摘ままれた生地がかさなっているところの食感もすこしさくさく感があって面白い。

itaya-net.com

店内にはお店の人の愛犬だろう柴犬のアクリルスタンドが飾られていた。

 

兼六園へ行き、とりあえずシンボルたることじ灯篭とかの写真を撮ったりした。梅園には水戸をはじめとした全国の名所から集められた梅が植わっているらしいが、どの木がどこから来たのかまでは分からず。資料とか残っていないかな。梅の実はいっぱいなっていた。ハナショウブ(たぶん)も咲いていた。

かっこいい樹形すぎる松

これはもう少しすれば盛りだろうという感じ。スズメとかカラスたくさんいるし、カラスの距離が近い。庭園管理している人の真横にカラスいたりした。砂利道だし通路がそんなに広くないので猫車を利用しており、大変そう。
敷地内にある成巽閣行って「御所人形と若君展」見る。綱紀、絵うまいな。徳川家から嫁入りと一緒に連れてこられた人形が、火事避けの逸話を持っていると紹介されていてよかった。あと犬の人形可愛すぎる。建物自体もすごくて、群青の間は本当にプルシャンブル―の群青だった。あとわざわざ取り寄せたという鳥が描かれたギヤマンがはまっている障子とか。電気も通されているが、これは明治時代あたりの天皇行幸の際に整備したものらしい。

 

兼六園ともう一か所入れるチケット買ったから金沢城行ったけど雨がけっこう本降りになったので断念。海外からの観光客と思しき家族連れの少年が、屋根から落ちる雨だれを受けながら両手を広げて回転しては母親らしき人に注意されていて、子どもの挙動ってどこもこうなんだと思う。


急遽石川県立美術館行く。月曜だけど会期中は休館しないタイプの美術館、ありがとう。前田育徳会の展示は武具を扱っていて、百万石展と期間被っているので「これが留守番を預かる陣羽織か……」とか思いながら見る。国宝と重文のつがいの雉香炉も見られて嬉しい。これ石川県美にあったんだ。
売店見たら百工比照の図録があって感動し、買う。ちょうど見たいと思っていたから。平成三年に出たもののパワーアップ復刻版らしい。多分これが一番新しい、一般人がアクセスできる資料かも。

www.ishibi.pref.ishikawa.jp

前の旅で行けなかったむらはたフルーツパーラー行く。ゴールドキウイのパフェを食う。さくらんぼとも迷ったがさくらんぼはそのままのものをお腹がしゃびしゃびになるほど食べるのが一番好きだから。季節のパフェ、季節ごとに食べたいよ。

 

www.murahata.co.jp

駅前に戻って、ポケモンセンターとかちょっと冷やかす。
キンプリをめちゃくちゃ流してくれることでおなじみのフォーラス金沢のイオンシネマってこのビルなんだ。次は行きたいな。

そのあとお土産を駆け足で買う。ポケセン寄らなければもっと時間があったのではないか?
帰りの新幹線は泥のように眠った。

 

今まで戦国武将とかに興味がなさすぎてすべての固有名詞が右から左だったけど加賀百万石展のおかげで前田家について、正確にいえば綱紀について興味が生まれたのでそれがかなりとっかかりになった旅だった。石川県美とか兼六園のキャプションの「沁み」が違う。

そも今回の旅は路上、お邪魔ですか?のためだし加賀百万石展もふぉろわ~への挨拶のついでに行ったようなもので、全然関連させようとは思わなかったので人生におけるばらばらの経験同士が突然線を結ぶやつの最短をいったなと思う。もっと知りたいかも……日本史……。

また、弘前は母親の実家でよく旅行をするのだが、金沢も同じく城下町なのでなんとなく町の構成要素が似ているように感じる。母親はけっこうしっくり来ているようだった。