陸の孤島@倉庫

小説以外の文章、詠んだ短歌とかをまとめる場所

おれのSideM曲ベストテン※順不同

タイトルで元気に矛盾を起こしました。
「私のオススメSideM楽曲10選」楽しげな企画を見つけ、画像で1行にまとめる自信がないのでブログ記事にしました。

note.com

書いている人間は3rdあたりから入ってアプリ3つとも触っている硲道夫担当で英雄・巻緒のファンです。でもなんだかんだ皆好きです。

それぞれの曲名のリンクは、サーチサイコーさんの曲紹介ページにつなげておきます。

search315.com

 

Dace in the school
通称Dits。そもそも自分が教員免許持ちということもあり、S.E.Mには特に思い入れがあるのですがその中でも特に好きな曲。
S.E.Mらしいノリノリな曲調と(学校で)学ぶ君たちを応援するのはS.E.Mの定番ですが、同じCDに収録されている「Multiple Entertainment Show!」と合わせて「教職に従事している人間への応援歌」としても受容できるんですよね。歌詞の中に「教壇というDJブース」という言葉がありますが、DJブースってことは教員がいないと始まらないんですよ。

世代も立場も異なる だからこそ気付きあえる

「気付き"あえる"」のは教員側も生徒たちから得るものがあるって表現だと思います。

ライブの思い出としては、当然7th横浜ですね。
「さすがにCDのA面曲である「Multiple Entertainment Show!」は披露されると思うが「Dace in the school」もめちゃくちゃ好きなのでこっちも来ると嬉しい」という話を冗談交じりにしていたら本当に来たというかその時点の未披露曲すべてやりますの勢いだった嬉しさをよく覚えています。

 

♡Cupids!
可愛すぎる。ライブの振り付けの最後、後ろ姿で手のひらを天使の羽みたいにするあのポーズ。
背中を押す曲が多いといわれているSideMの中でも結構明確に恋する子への応援歌ですね。315プロダクションが実在する世界では絶対に「恋する女の子を影から応援する天使のF-LAGSたち」という可愛すぎるMVがあるに決まっています。
プロミや合同ライブで披露される機会がたくさんあるのも嬉しいですね。合同ライブで秋月律子さんが歌ってくれたのもめちゃくちゃ嬉しかったです。あまりにも心強すぎる。私は秋月律子さんのことも好きなのですが、引っ込み思案そうな女の子の恋を背中を蹴とばす勢いで応援する天使の律子さんが"観"えます。

 

運命光年
Jupiterの曲の中で一番好き。一度トップアイドルまで上り詰めながらも、また小さい事務所で一から出直した彼らにしか歌えない曲だと思います。961時代、フリー時代、315プロ時代それぞれの変遷でファンの心がかき乱されていないわけがありません。私はこの曲の以下の歌詞を聴く度に961時代のJupiterファンだったけど一度離れてしまった人間に想いを馳せます。

言葉加速しすぎて開けてしまったクレーター
塞がるまで怒っていいぜ ごめんって届けさせて

 

生意気なのさ引力は
跳ね返されてもその手を繋ぐよ

すごすぎる……。
長年追っているファンへの目くばせでもあるし、その目くばせによって彼らのほうからこんな明確に「もう一度こっちを見てよ」って言ってくれることあるんだ……。


はんどめいど・きみはーと!
小学校の道徳の教材にもふもふえんを起用したほうがいい。
「伝えたいのはこんな気持ち」も児童書原作のアニメEDすぎて好きなのですが、曲調とトータルでこちらをチョイス。
歌い出しで、あまりにもまっすぐに「短所だと思ってることも見方を変えれば長所だよ」と伝えてくるのが良すぎるんですよね。もふもふえんの曲は本当に実在の子どもに向けても発信できる強度があると思います。

"じぶん ぱくり かいじゅう"
あいつにはあげちゃだめだよ? やくそく!

↑道徳の教科書に収録したほうがいい。あとみんなのうたでも放送した方がいい。もふもふえんが彼らと同じ世代~彼らをかっこいいお兄さんとして見る世代に向いているその姿勢が好きです。


スリーブレス
FRAMEもね…………本当に全てがいいんですけど…………。
FRAMEは「君が今日一日生きて在るだけで良い」というテーマを含んだ曲がいくつかありますが、「いくつかある」のがすごすぎるな。「息をしているだけでえらい」とはよく言ったものですが、この曲はFRAMEのメンバーそれぞれの過去を踏まえると本当に切実な祈りだなと思います。
私自身もあんまり精神が強い方ではないので、気持ちが落ち込んでいるときに聴くと歌い出しで泣きます。この泣くはオタク誇張表現ではなく文字通りのそれです。


サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday
成人(うち二人は30代)という年齢層高めのS.E.Mだからこその大人っぽい失恋曲。

叶ったことだけが大切じゃない
叶わなかった全ても大切なんだ

でもこの歌詞で一気に「理由あってアイドル」であるSideMらしさ、または「元教員として色々な生徒の進路に立ち会ってきた」S.E.Mらしさが立ちあがって来るんですよね。教師として空回りしていた硲道夫をはじめ、彼ら自身の「敵わなかったこと」も作中で語られたりしているわけで、多層的な意味を持つ歌詞だと思います。

あと先日の幕張のBRAINPOWER!!ですね。「一部セトリが変わります」と聞いて行ったら「変えられるところは全部違う曲にします」でお馴染み。公演中に(ここでムンナイが来たらもう次は"これ"じゃん)の覚悟を決めたことを昨日のように思い出します。
また、幕張BRAINPOWER!!全体への感慨ですが3rdのときは全然現地に行ってなかったので、こうして幕張でSideMの現場に参加していること自体が感慨深かったです。


GIVE ME × FUSION
1曲目ソロも好きなのですが、ライブのサプライズ初披露があんまりにも衝撃で……。
卯月巻緒くんは、ルックスは柔らかめというか可愛めな男の子ですがかなり言動や仕草などとてもかっこいい正統派の王子様みたいだなと思っています。
なんならSideMのアイドルに「恋」するなら卯月巻緒くん一択までありますからね。(参考:オフショ、モバ2021バレンタイン)
そんなかっこいい巻緒くんがサプライズであんなスタンドマイクで色っぽさすらあるかっこいいパフォーマンスしたらもう……ね……。これもライブの話ですが、神谷とのバトンタッチの仕草にも男の子を感じます。かっこいい巻緒をこの世に現出させてくれる児玉卓也さんには感謝。


その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING-×RULE~牙ヲ穿テヨ~BATTLE MIX

※これだけYoutubeのダイジェスト動画に飛びます。


応募要項を見ていたらライブ音源でもいいとあったので。皆が略さずに呼ぶ伝説のあれです。THE虎牙道のユニット曲は「3人だからこそ成立する」という側面が他ユニットより強い印象だったので「今日はタケルと漣だけだけどユニット曲やるのか……?」と思ってたらこれですよ。SideMのライブのセトリって我々をびっくりさせることに心血注いでるなと思います。3rdで連続披露された際のステージ高低差を利用した演出も熱かったですがステージで二人きり向かい合ってお互いの闘志をぶつけ合うような7thのパフォーマンス、衝撃でした。


Reversed Masquerade
次に合同ライブがあったら絶対に他事務所のアイドルたちも交えて百鬼夜行してほしい。絶対に。
ライブでも沢山披露されていますがまぁ何回やってもいいですからね。アスランを中心にぐるぐる回るあの振り付けとか。
個性の塊である315プロダクションの中でもいっとう個性的なカフェパレードですが、彼らの曲は「カフェのおもてなし」と「個性の尊重」というテーマに大別される気がします。この曲は後者の「個性の尊重」テーマのほうですが、自分たちだけでなく「君も一緒に行進しようよ!」という感じで好きです。あとポプマスの咲ちゃんの個別衣装がまさにこの曲にある「夜をドレスにして」そのものの柄だったのもすごく良かったですね。良すぎてアクスタを買いました。

 

来来美食
クラファ満を持しての可愛い曲。昨年は本当に怒涛の一年でしたし、新ユニットである彼らは特にその煽りを受けましたね……。これが最後かもなと思って行った8thでのサプライズ披露、そしてDIMENSION ARROW(まだリリースされていないのになぜか皆コールが出来る)での披露。下半期はもうライブや楽興に連動するストーリーが続々来たり1コマで関係性の進展があったりと大変忙しく「彼らの物語はまだ続くのだ」と分からされたわけですが、その安心の象徴は自分の中ではこの曲です。あとSideMは特に「皆で一緒にご飯を食べる」描写が関係性の表現によく用いられます。特に中華料理という「複数人で食べる」イメージが強いモチーフの曲がここで誕生した意味の重さは言うまでもないですね。


10曲って多いようで少ないですね。ユニット数が16個あるので、全てのユニットから選ぶのはそもそも不可能なのですが。1年ごとにやったらまた違いそうですね(ライブや新曲が毎年出るありがたみを噛みしめながら)。他にもミュージアムジカがあまりにも自分の思う「夢(夢創作の意)」である話とかしたかったです。

あとこうしてみるとやっぱり自分はS.E.Mに思い入れがあるな。PRSも楽しみです。SideMのますますの発展を願っています。