陸の孤島@倉庫

小説以外の文章、詠んだ短歌とかをまとめる場所

日記(11/30~12/07)

11/30(日)
二子玉に紙を買いに行く。複数人連れで真剣に選んでたらお店の人に美大生か何かだと思われる。
教員の指名でその店で紙を買い、制作するという課題が出ていることがあるらしい。美術やデザイン系の大学に行く人々は日常でそういうお金がかかることだな、と思う。
前に行ったときに、この店のオリジナルデザインのペーパーを買ったのだが、今回はその色違いを買う。前に買ったやつはまだ筒(そのままの意)。
MDノートのカバーとかに使おうかな。年内には。あと100均でなんか適当な箱を買い、外中で色違いのデザインを貼るとか。

 

boxandneedle.com

刺繍作品やキットが売ってるお店にも行った。刺繍、一回やってみたい気もする。一回やったら気が済むかもしれないしな。

 

昼はモロッコ料理の店に行き、夜はパブロバを食べに行く。
クスクスって粟とかの仲間と思ってたら限りなく細かいパスタらしい。あとタジン鍋って「タジン」がすでに「鍋」の意味だから「鍋鍋」らしい。実際に店頭で売られている物は「タジン」表記だった。料理はどれもおいしかった。何回か食べているから「ファラフェル」とか「フムス」て言われたほうがなんとなく得体が知れる気がする。どれもおいしかった。いやスパイスって最高。だというのに味が覚えられないから瞬間瞬間の「おいしさ」だけで喜んでいる。
ロッコミントティーも不思議な甘さでうまかった。ミントの清涼感が甘味で丸くなっているというか。この日は無かったが、モロッココーヒーも気になる。

www.lemaghreb.jp

夜食べに行った店のチャイも面白い味だったな。いわゆるシナモンとかじゃなくてなんか和風ないし東アジア的風味のスパイスが目立っていたというか。私の飲んだ感想は「木造建築のいいホテル」で他の人は「白檀」などと称していた。
パブロバはメレンゲ菓子の一種で、添えられたフルーツは季節のもの。今回は柿が使われていた。あとライム。柿とライムって並立するんだね。他にも面白い飲み物や食べ物がたくさんあった。何回でも行きたいね。

 

www.billsjapan.com

 

12/1(月)
自分が好きなコンテンツに雪が降り始めた。アイドルマスターSideMのことである。ゲームのホーム画面に雪が降るエフェクトがかかるのを、ファンたちが「事務所の屋根が飛んだ」と称したのだ。なぜならホーム画面の背景がめちゃくちゃアイドル事務所(屋内)だから。そのゲームが終了してウェブサイトに移行した今でも、画面に雪は降っている。もはや季語である。去年からそれを季語として俳句をひねって遊んでいる。

 

特番の台本(ほん)捲る風屋根は飛ぶ

 

こんなの画面の動作が重くなるばかりで役に立つようなことは「面白い」の他にないのに媒体が変わってもずっと継続されている。その実装の判断ができる人がコンテンツに関わってくれているのは喜ばしい。余剰を愛そう。

 

12/2(火)
部屋をどうにかしたいと思い続けて5年くらい経ってるんじゃないか。いや、もっとか。
十年以上前に開けて、使いかけているけどもう使わないだろみたいなマステを捨てたりとかした。しばらく手元に置いたら気が済む物が多分いろいろあるんだよな。

お茶をがぶ飲みしてたらちゃんと出るもん出るので感心する。人ってただの筒らしいです。

また返却直前の本を慌てて読む。「本を愛しすぎた男:本泥棒と古書店探偵と愛書狂」。自分も古本は買うが稀覯本とかは全然分からないな。日本でももちろんそういう「界隈」はあるのだろうけど。本泥棒側とそれを捕まえてた古書店店主、どちらにも取材をするってすごい。本のコレクションが一種のステータスとなるのは悪いことでないと思うがそれをコンプレックスにして窃盗するの、すさまじいし語られた動機の理屈付けもすごい。
物質としての本は遺跡などと同じで過去とつながるものである、という作者の理屈は分かる気もする。手元にある果実酒の作り方を書いた古本は痕跡本で、どうやら叔母だか伯母だかが姪の成人祝いに贈ったようだ。

 

12/3(水)曇りのち雨(少し)と雷(一回)
プシュパ君臨も1月に来るらしい。まじ?1月のみたい映画、6本とかある。どうしていけばいいんだ。インド映画って配信来る保障もないから即観に行く必要がある。
ちなみにプシュパ君臨は222分あるらしいです。ゾロ目でうれしいねってか。今週末観に行くバーフバリエピックも4時間あるからね。腰と尻が爆発しかねない。

ブルースカイのほうでスマホハクセキレイチャレンジという遊びをしている。スマホのカメラでその辺にいる野鳥を撮影してSNSに投げるというものなのだが、それに乗っかって投稿してくれる人々がいて、ありがたいねと思う。

#スマホハクセキレイチャレンジ 街路樹にとまっているカラスを真下から撮った 枝つついてたから虫か樹皮あたり食ってるとおもう

陸の孤島 (@rikunokotooo.bsky.social) 2025-12-05T23:53:21.494Z

bsky.app

↑最新作


しばらく虫と雑草がオフシーズンに入るから鳥を撮る頻度が上がることでしょう。

 

職場に新しい人が入って、自分も少し教えたりしたのだが自分のしゃべり方ってなんかうねうねしていて平坦なのと言葉遣いが終わっているんだよな。結局矯正できないままここまで来ている。

 

12/4(木)晴れ。
外に出た瞬間「今日の陽光良すぎないですか!?」になった。
やはりプラバース氏が日本に来ている(多分)からだろうか。夜の月も明るいわ。
職場の人々の入れ替わりがわりと新年度に起こりそうな気もしている。うねうねしたしゃべり方を改めたいと思った矢先に。インターネットで仲良くしてもらってる人々とも通話したいなあと年明けから思っていたはずなのにもう師走である。
明日にプラバースさんを拝見できるってマジ!? ずっと現実みがない。

仕事に行く際、マフラーを高頻度で忘れる。そして帰り凍えて帰る。三日に一回くらいやっている。


12/5(金)
丸の内ピカデリーには初めて来たのだが、建物の構造が難解すぎる。
前にも書いたが、プラバースさんはちょうど去年の暮れごろに「カルキ」という別作品の舞台挨拶に来日する予定だった。こちらの舞台挨拶も確保していたのだが、その時は彼が撮影中のケガにより間際で来日中止になってしまったのだ。まさかバーフバリエピックで1年越しの来日リベンジが叶うとは。その去年に「彼はとても今回の来日を楽しみにしていて、観光も何日かする予定だった」という話を聞いていた。プラバースさんがシャイなことは有名な話だったので、これがたとえサービストークでもうれしいと思っていいたが、今回の来日でこれが真からの言葉なことが分かった。ありがたいことです。おいしいものをたくさん食べ、美しいものをたくさん見て帰ってほしい。また、母親と冗談口で「ラージャマウリ監督も来たかっただろうに次回作が忙しいから今回は残念だったね」と話していたら木場ではビデオ通話が繋がっていたとか丸ピカでお手紙が読まれたとかで、本当に来たかったのか……とおののいた。次回作のときには、ぜひ来てほしい。それ以外でもいいけど。
プラバースさんはしゃべっている間も少しずつ後ろに下がってはプロデューサーであるショーブ氏に前に出されていたり、はにかみながら小さく手を振ったり、またしゃべり方からも本当にシャイなのだろうなという印象を受けた。それでもこんな遠い地まで来て、我々の前に立ってくれていることが本当に本当にありがたい。また、相対的にタラクさんの溢れんばかりのサービス精神のことも想い、どちらもとてもありがたい……と思う。テルグ映画がインド映画の中でも特に日本を「イケる場所」と思ってくれているのだな。ムトゥ踊るマハラジャを日本で公開するようにこぎつけた人々が根本一番えらいんじゃないか。
バーフバリエピック、ここを削ってここを残すんだ……みたいなことを感じるのは好きだ。「編集」て「語り」だから。インターミッション前のメッセージには爆笑してしまった。カルキもデーヴァラもサラールもエピックを作ったら「これ」をやってほしいしこのメッセージの画面をアクリルグッズにしてほしい。

 

12/6(土)

今日はもはや朝に上着のチョイスが間違っていたことを実感する。もう一枚着てくるかもう一段分厚いものにするべきだった。でも屋内で動くと暑いんだよな。汗をかいてかゆくなることを恐れている。ヒートテックも着ていないし(皮膚科で止められた)
昨日のバーフバリの帰りが遅かったのが響いている。いや、悔いとかはないけど。
職場の近くの家々は、庭を凝っているところが多い。おかげでこの時期は種々の柑橘類が実っていたりするのがわかる。そのうちの一軒に、白いユリがしぼんでそのまま退色している株がある。ユリってこのようになるんだ。花の枯れ方は様々ではある。
日が落ちるのがずいぶん早くなったなと思ったが、もう冬至まで二十日をきっているんだよな。それはそうか。
久しぶりに爪を塗った。飽き性なので、いまだにすぐ落とせるポリッシュ派である。肌をかかないように週一回で爪を短くしていることも関係している。DucatoのAsamoya(グレーにピンクの偏光ラメ)とかOsajiの夜行列車(名前で買った。茶色に青い偏光ラメ)などをもっぱら塗っている。偏光が好き。
爪は塗り終わって乾いたがトップコートがどこかに行ってしまった。まあいいか……明日さえもてば……。